コミュニケーショントラブルの解決策と「ありがとう」の効果
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コミュニケーショントラブルの解決策
僕が関わってきたIT業界では、コミュニケーショントラブルが身近な課題の一つとして挙げられることがありました ITエンジニアは日々、技術やタスクに集中しているため、人間関係にまで気を配る余裕を持つのが難しいことがあります。
また、ITコンサルタントや上流工程を担当するエンジニアの場合、技術的な課題と顧客の業務の両方に向き合う必要があります。その結果、顧客優先のやり取りに偏ってしまい、思うようにコミュニケーションを取れないこともあるのではないでしょうか。
さらに、顧客や上司と話す際、緊張してしまい、無意識に壁を作ってしまうこともあるかもしれません。 こうした状況にどう対処すれば良いのか?
そんなとき、僕が頼りにしている効果的な言葉が『ありがとう』です。
「ありがとう」の効果
「ありがとう」という言葉は、誰にとってもポジティブな印象を与えます。 たとえ相手から直接のリアクションがなくても、感謝の言葉を受けて嫌な気持ちになる人はほとんどいないでしょう。
そもそも、私たちは「感謝を伝える人」と「無表情で接する人」のどちらに好感を持つでしょうか? 感謝を伝える人には、自然と信頼感が湧き、好意的に接したくなりますのね。
また、感謝の言葉は、発する側にも良い影響を与えます。自分自身が前向きな気持ちになり、コミュニケーションがスムーズになることで、ストレスの軽減や自己肯定感の向上につながることもあります。
感謝が築いた信頼
私自身、「ありがとう」を意識して使うことで、お客様と良好な関係を築いてきました。 正直に言えば、「ありがとう」を伝えたからといって、直接的に評価が上がったり、特別なメリットが得られたことはありません。 しかし、ありがとうの言葉が習慣化してからは、不思議なことに、お客様と口論になることもなく、関係がこじれるようなトラブルも起きませんでした。
一方で、感謝を伝えることが難しい人が、周囲と少し距離を置かれてしまう場面を目にしたこともありました。。 感謝の言葉を軽視する態度は、知らず知らずのうちに周囲からの信頼を損ない、孤立を招いてしまうのかもしれないですね。
ありがとうの習慣化
「ありがとう」を使うことは、誰にでも簡単にできることです。私自身、以下のような場面で実践しています。
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チャットやメールに添える 「よろしくお願いします」だけでなく、「いつもありがとうございます」と一言添えるだけで、やり取りがぐっと円滑になります。
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会議前の挨拶で伝える 「お疲れ様です」の後に、「先日はありがとうございました」と一言付け加えると、より親しさを表現できます。
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日常の小さな場面で感謝を伝える 家族や友人、同僚とのやりとりの中で、ふとした瞬間に「ありがとう」を伝えるだけで、日常が少し温かくなります。
感謝の言葉を習慣にすることで、コミュニケーションが円滑になり、人間関係のトラブルが大幅に減ります。 そしてそれだけでなく、自分自身も前向きな気持ちになり、周囲の人も幸せな気持ちになる効果もあります。
みなさんも是非実践して見ください。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。