ニュースを見て驚いた。 この4月から、大卒の初任給が30万円になるらしい。

この数字にとても驚きました。 なぜなら、僕がサラリーマンとして働いていた頃、30万円という金額は初任給どころか、 数年経っても手が届かないものでした。 このニュースが何を意味しているのか・・・。

この30万円という数字、一見すると景気の良い話に聞こえるが、背景には企業が若者を取り込もうとする人材獲得競争があるように思う。 近年の人手不足や若者の価値観の変化（例: ワークライフバランスの重視）が、企業にこうした高額な初任給を提示させているのかもしれない。

ただ、それが本当に社会全体に良い影響を与えるかというと、少し疑問も残る。 高額な初任給を出せるのは一部の大手企業だけで、多くの中小企業ではこれまで通りの20万円前後が現実だろう。 結果として、若者の間で収入格差が広がるという声もある。

さらに、この流れは日本経済にどんな影響を与えるのだろうか。 本当に日本はインフレに向かおうとしているのか？それとも、一部だけが熱を帯びているバブルの兆候なのか？ そんなことを考えると、今、日本の社会人全体が新たな局面を迎えているのかもしれない、と感じる。

そんな現実を考えながら、自分の初任給をふと思い出しました。僕が20歳で就職したとき、初任給は手取りで12万円でした。 IT企業ではありましたが、地方の企業だったので、それほど高い給与はいただけませんでした。 昇給もなく、25歳まで同額でした。

当時は缶ジュースが1本110円だった時代。

給与は決して高くなかったのですが、実家暮らしだったこともあり、それほど不自由はしませんでした。 自動車のローンを払いながら、1年で留学費用を貯めることができていたので、うまくやりくりできていたのだと思います。

そこから思うと、初任給30万円という数字は、あまりにも高い数字にみえます。 自分だったらどんな使い方をするのだろう。

旅行に行って美味しいものを食べる？？ PC用品やゲームを自由に買う？ NISAで投資？ 新しいギターを新調？

想像するとなんだか楽しくなってきました。

このニュースを受けて、社会がどのように変化するのか、非常に興味深いところです。 30万円という初任給が若者に新しい可能性をもたらすのか。 それに引っ張られる形で、中堅社員やベテラン社員の給与も上がるのか。 あるいは、こうした変化が日本全体の収入格差に影響してしまうのか。

今後の日本経済がどう動いていくのか、私たちは注目し続ける必要があると思います。 皆さんは、このニュースについてどう感じましたか？